切り身の魚ではなく丸々の魚に触れることで、子供たちが自由に魚と関わり、興味や好奇心を伸ばし、自主性を育みます。
芋ほりや家庭菜園では感じにくい「命をいただく」体験を通し、
食材(=命)に感謝する心を育てる
そんなお手伝いをしています。
切り身の魚ではなく丸々の魚に触れることで、子供たちが自由に魚と関わり、興味や好奇心を伸ばし、自主性を育みます。
「命をいただく」ことは、お話よりも体験することで理解が深まります。食べれる状態になるまでの調理を見ることで命の大切さ、そして美味しさを学びます。
目利きのプロが脂の乗った旬の魚を選びます。開催日の数日前に、子供たちにはその魚の簡単な資料を。保護者の方には家で作れるシチリア料理レシピと写真を制作してお渡ししています。
みんな元気よくあいさつできるかな?
せ〜の「おはようございます!よろしくお願いします!」
おさかなせんせいはシェフで、おさかなをおいしく食べてもらうお仕事をしています。
今日は、みんなでおいしいおさかなを食べましょうね。
今日のおさかなはタチウオです!神奈川県からやってきました。
先生のパパがおさかな屋さんで、おいしいおさかなを目利きしてくれました。
タチウオはからだがすごく長いので、海のドラゴンとも呼ばれています。
※おさかなは季節や海の状況によって変わります。
「つめた〜い!」「おおき〜い!」「ぬるぬるしてる!」
おさかな丸ごとを五感で触れてもらいます。
食卓に並ぶおさかなは、実はこんな形をしています。
さあ、みんなで触れてみよう!
食とは、食べられないものを食べられるようにすることです。このおさかなは、このままだと食べられないので、骨をとって、小さく切って、みんなが食べられるようにします。
ほら、この形みたことあるでしょ?
みんなの目の前で、ホットプレートで焼きます!
少しだけ塩をして、おさかな本来のおいしさを引き立てます。からだに優しいオリーブオイルと一緒にね。
いいにおいがしてきたかな?
食べられるまであと少し!
みんなお待たせ〜!
せ〜の「いただきます!」
今日のおさかなはどんな味?感想を聞かせてね。
合同会社SCIROCCO 代表社員
代々魚屋の息子として生まれ、魚一筋で魚料理の道を邁進する。
イタリア・シチリアでの現地料理修行の経験を元に2014年合同会社SCIROCCO設立。及び、シチリア料理店Pescheria Cara mishuku開業。
現在は親子で会社を営み、父は市場仲買で魚の目利きを。息子はCaraオーナーシェフソムリエで天然無添加の食を提供する。
栄養士免許 調理師免許 カラーコーディネーター
日本ソムリエ協会認定ソムリエ
シチリア料理店 Pescheria Cara mishuku
イタリア陶器直輸入販売 ceramicara
川崎北部市場仲卸 北川水産
人物カメラマン カメラのキタガワ
食育講師 おさかなせんせい®
1枠人数30人まで ※大規模の場合は、複数枠に分けて実施可能ですのでご相談ください。 |
30,000円〜 1名追加ごとに1,000円 |
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世田谷区 / 渋谷区 / 目黒区 / 港区 上記以外はご相談ください。 |
無料 5,000円〜 |
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60分~120分程度 |
理事長
齋藤祐善
「おさかなの時間」
正和学園では「いきいき」という理念のもと、子どもたちが自ら体験し、考え、共有しあい、探究する。そんなきっかけとたくさん出会える場所として保育園を考えています。特に大切な、人類共通の「食」。この一環として「お魚の時間」として北川シェフに来ていただいています。保育園の先生だけではつくれない、リアルな場づくりがとても好評で、子どもたちだけでなく、大人も含めた共通の探究の体験。魚の命や、匂い、調理器具への興味も尽きません。素敵な時間を本当にありがとうございます。
町田こばと幼稚園 園長
神蔵かおる
「おさかなせんせ〜い!」
一歩園庭に足を踏み入れただけで、子ども達は北川先生を見つけ、ぐるっと取り巻きます。
おさかなせんせいの時間が大人気なのには理由があります。楽しくて、美味しいこと。お家のひとに伝えると、もっと楽しみが広がって、色々なおさかなを食べられること。そして子どもなりに「命」の概念にふれることができること。
町田こばと幼稚園では、国際バカロレア教育の一環として、おさかなせんせいの時間を設定しています。「いただきます」「ごちそうさま。ありがとう」その意味がわかって手を合わせる時、子ども達の瞳の奥は静かに輝いています。
食育統括コーディネーター栄養士・保育士
齋藤るみ
今までに見たことのない大きな魚や長い魚に、触れて、においをかいで、そしておさかな先生が手際よく目の前で魚を捌いて、その様子を毎回、子どもたちは真剣な眼差しで見つめます。回数を重ねるごとに魚の皮や骨の長さ太さ、身の色など魚によってそれぞれ違があることに気づき色々な角度から魚を観察し、子どもたちの魚への関心と食に向き合う姿や意欲が変わってきました。給食も残さずよく食べるようになり食べ物に対する興味が深まりました。
おさかな先生から自然の恵みに感謝して生き物の命を頂くことの大切さを教えてもらっています。まさに食育の原点がここにあると思います。